オプトアウト(臨床研究)
患者様へ
一次医療機関における診療実態及びその治療成績・予後に関する研究へのご協力のお願い。
◆研究の意義
当院は一次医療機関として日々診療に従事しておりますが、医療の発展に伴い、その診療内容は変化し続けています。また、地域の高齢化や疾病構造の変化、健康保険システムの変更等の社会構造の変化に伴い、医療機関として期待される役割にも変化が生じています。特に限られた医療資源を有効に活用するために、一次・二次・三次の各医療機関がスムーズに連携して医療を実施することはとても大切な事です(医療連携といいます)。より効率的かつ安全な医療連携システムを構築するためには、現在、一次医療機関が実際にどのような患者さんの診療に携わっているのかを検討し、より良い医療を追求することは、とても大切な事です。
◆研究の目的
若宮渡部医院における診療実態を集計的に検討し、一次医療機関におけるより安全かつ効果的な診療を確立する事
◆研究の方法
本研究は、千葉労災病院倫理委員会による審査及び承認を得て、実施されています。当院で診療をお受けになられた方を対象に、過去の診療情報(カルテ及び検査結果)を集計し、各疾患の受診状況や診療経過を検討します。本研究は集計的研究であり、集計の際には各患者さんの情報を匿名化した後に、解析を実施します。本研究で得られた結果は、学会や学術誌に論文として発表されますが、発表の際には、患者さんの個人情報は一切分からない形での発表になります。
◆研究期間
2021年2月28日から、2030年12月31日まで
◆利益相反
本研究の結果、特許などの知的財産が生じる可能性も御座いますが、その権利は若宮渡部医院に帰属し、対象となる患者さんには帰属しません。本研究は、特定の企業・団体等からの支援は一切受けておらず、本研究にかかる費用は全て若宮渡部医院が負担します。本研究は利益相反状態にはありません。また、患者さんへの謝金等の物理的な謝礼はありません。
◆研究する試料
本研究はあくまで通常の診療情報を集計的に検討するものです。従いまして、研究にあたり新たに追加で行う検査や医療行為等は一切ありません。
◆情報の保存
研究によって得られた集計的データについては、研究終了後5年間保存します。
◆その他・連絡先
本研究への参加をご了承頂けない場合には、窓口までお申し出ください。その場合には、研究対象とは致しません。また、研究にご了承頂けない場合においても、診療行為や検査・治療に関して不利益が出ることは一切御座いませんので、ご安心ください。
本研究の担当者:渡部 宏嗣(若宮渡部医院 副院長)電話:0436-43-0609